1995.04.21リリース
彼等の日本におけるデビュー作。
母国スウェーデンで既発のCD「The Art of Being Cool」と「Blank Paycheck」を合わせた作品。
(「The Art of Being Cool」のみに収録されている曲もあるので、コアなファンは輸入盤をチェック)
「The Art of Being Cool」はTore Johansson(トーレ・ヨハンソン)プロデュース。
「Blank Paycheck」はPelle HenricssonとEskil Lovstromによるプロデュース。
瑞々しいアレンジが印象的な作品で、典型的なギターポップとも言えますが、この頃から、’70sソウル的なフレーズを随所に垣間見る事が出来ます。
注目曲は、私が1番好きな曲「Hold On」と「Elevator」を挙げておきます。
「Hold On」は、眠気も吹き飛ぶギターポップで、イントロのリフが印象的。
些細な出来事を大切にして行こうと言うメッセージソングでもあります。
「Elevator」は、麗らかな春の印象。心地良いギターと、瑞々しいシンセ。
囁き掛ける様なジェニーのボーカル、日本人の求めるスウェディッシュポップの定義にピタリと当てはまる珠玉の1曲。
このアルバムは、1度ヘッドフォンで聞いてみると良いですよ。
『あれっ、こんな音色が入っていたの?』と驚くこと請け合い。
購入してから既に、数え切れない程の年月が経過していますが、未だ驚きの連続です。
収録曲
- Walking In My Sleep
- Yeah!
- This And That
- Couching
- Twice As Cool
- By Your Side
- Intermission/Lost In Syncopation
- Hold On
- Waiting For Another Day
- Someday Soon
- Please Don’t
- Monday’s Back In Town
- Scorch
- Elevator
- Before Time
- Kingfisher
- Intermission