Cloudberry Jam「Now and then」リリース記念インタビュー

iTunes

ニューアルバム「Now and then」と「Brick by brick, stone by stone」をリリースした Cloudberry Jam に、インタビューを行いました。
以前の記事でお伝えしたとおり、ファンサイトなどを通じて、みなさんからお寄せいただいた質問に答えてもらいましたよ!

「Now and then」について

コーラスで参加している Sofia Gustafsson について教えてください。また、どの曲に参加していますか?

Sofia Gustafsson は、Jorgen の家の近所に住んでるシンガー・ソングライターだよ。
「Close to the earth」にゴスペルっぽいコーラスを加えたいと思って参加してもらったんだ。
彼女のコーラスを数パターン加える事によってうまく表現できたと思ってるよ。

「Someday Soon」や「Please Don’t」など、昔の曲をアレンジし収録していますが、当時と今で音楽と向き合う気持ちやアレンジのプロセスに変化はありますか?
今回は、いつも以上に重厚(音に厚みがある)なサウンドに仕上がっているように感じました。サウンド作りに変化はありましたか?

過去の曲を何曲か加えることによって、自分たちの過去と現在をリンクさせたいと思って収録したんだ。
過去よりも上手くなったような気もするし、少なくともプロダクションやアレンジ面においては、そう感じることができたよ。
もちろん、最近はコンピューターが進歩してるから当時よりは簡単に音楽が作れるようになったっていうのもあるけど、Cloudberry Jam としては今でも“アナログ”にこだわってるし、ほとんどの音を古い楽器や機材を使って“リアルな音”でレコーディングしたんだ。
いつも以上に音に厚みがあるかどうかは、正直自分たちで狙ったわけじゃないから何てコメントしたらいいかわからないけど、その時の自分たちのフィーリングをセッションで作り上げていって完成したサウンドだよ。

Jorgen に質問です。使用している機材(エフェクター、ペダル)を教えてください。

このアルバムで使った機材は、70年代初期の Ludwig のドラムセット、Fender のジャズベース、ギターは Rickenbacker と Fender Jazz Master、Guild と Ahlanderのアコースティックギター、Wurlitzer のエレクトリック・ピアノ、Hammond L100 と leslie のユニット、 グロッケンシュピール、ヴィブラフォンとパーカッションとか、本当にたくさんの楽器を使っているよ。
マイクやスタジオ機材は Sennheiser、Urei、Apogee、Oktava、Universal Audio、Joemeek、 Bang & Olufsen、Earthworks、Apple Logic の Bellari Studio ソフト、Softube、Kuassa、Waves、Soundtoys も使ったよ。

Jennie に質問です。使用している機材(マイク、アウトボード)を教えて下さい。

マイクや機材は、RTT MKA-100 russian tube mic とヴィンテージのプリアンプ (swedish neve-inspired pre amp) とヴィンテージの Urei/Teletronix LA-3A コンプレッサー。

「Brick by brick, stone by stone」について

アルバムのタイトルである「Brick by brick, stone by stone」は「Sunday Morning」の歌詞からとったものだと思いますが、このタイトルを選んだ理由を教えてください。

音楽制作を表現するのにとても良い言葉だと思ったのと、友情関係や人生にも当てはまる言葉だと思ったんだ。

収録曲は最近の曲が中心になっているように感じました。昔の曲ではなく、最近の曲を選んだのはなぜですか?

このアルバムはヨーロッパとアメリカで、バンドの再結成を知ってもらうために作ったものなんだ。
90年代には NONS records からアルバムをリリースしてたから、今回のアルバムに昔の曲は収録してない。
これは再結成後に日本と東南アジア以外でリリースされた初めてのアルバムなんだ。

その他

スウェーデンで Cloudberry Jamとしての活動を行なっていますか?

「Brick by brick, stone by stone」を今年の春から初夏にかけてヨーロッパでリリースしようと思ってる。
ライブをする予定は今のところないんだけど、いつかまた日本に行ってツアーができることを願ってるよ。

再結成後、一番印象に残っているライブはどれですか?その理由を教えてください。

悲しい歴史のある広島に行ってライブをできたのは、とても感動したよ。
あとは大阪の Meet The World Beat はとても良い思い出になってるし、パーカッションのサニーさんと一緒にまわったアコースティックツアーも思い出深いな。
サニーさんはとてもいい人だったから、闘病の末に癌で亡くなってしまったのは本当に残念だけど、いつでも僕たちの思い出の中にいるから。

Cloudberry Jam としての日本のツアーはどれも素晴らしい思い出だよ。またいつか日本にツアーで行きたいと思ってる。
でも一番印象深いのは、バンコクで MTV フェスティバルに出演したことかな。
Beyoncé のバックバンドで Bibi Mcgill がギター弾いてたり、Robbie Williams のバックバンドでは Jerry Meehan がベースを弾いてたり、他にも、菱山正太や Marcus Santos、Tahiti 80 のメンバーも出演してたんだ。

(音楽に限らず)最近の興味・関心を教えてください。

最近はカホーンにハマってるよ。最近ちょうどスラップトップ・カホーンを買ったばかりで、趣味でやってるバンド(Twaine)の方で練習してるところなんだ。
そのバンドではいろんなジャンルの曲をアコースティックでカバーしてるんだ。
カホーン以外のメンバーは、チェロ、ギター、鍵盤ハーモニカ、トランペット、そしてボーカル。
いつかどこかで、ステージも電力も使わないライブをやりたいと思ってるんだ。

僕は相変わらず自分のスタジオで他のバンドのレコーディングをしてるんだけど、最近はレコーディングのテクニックよりも、もっとソングライターやプロデューサーとしての力をつけたいと思ってるところ。
プライベートでは Linkoping から30分ほど行った自然のきれいな田舎で家族と一緒にゆったりと落ち着いた生活を送ってるよ。

Sponsored Links
336_280
336_280

Follow

Sponsored Links
336_280
  • rie

    更新お疲れさまです!最近は音楽業界が不景気だからか?CBJを取り上げる媒体が少ないなか、おうちに居ながらメンバーの言葉を読めるなんて嬉しいです♪再結成後は日本と東南アジア以外でアルバムリリースしてなかったのですね〜なんと勿体ない。欧州でのリリースは嬉しいニュースですね^o^

    • いろんな雑誌でCBJの情報を入手してた頃が懐かしいし、幸せな時期だったねー。
      あの頃みたいに、簡単に情報を得ることはできないけど、自分たちで質問を考えて、答えてもらうことができる関係性を築けた今はもっと幸せかも。
      iTunesって、全世界で買えると思いきや、地域限定販売の作品もあるよね、どういう仕組なんだろ?世界中の人々にCBJの音楽を聴いてもらうことができたらいいのに!

  • Toshinori

    大分、遅くなってしまいましたが、インタビューお疲れ様でした!
    Jorgenは、絶対に機材オタクだと思っていましたが、こんなに詳しく教えてくれるとは(笑)
    本当にありがとうございます!これからも、サイトの運営、頑張って下さいね!

    • 音楽に対する想いや接し方を、隠しごとなく語ってくれるのも、Cloudberry Jamの魅力の一つだと思います。
      日本のアーティストですら、情報を得ることが難しくなったこのご時世。こうして直接語りかけてくれるCloudberry Jamは本当にファン想いだと感じてます。そしてまた、新曲作りが始まったみたいですね、楽しみっ!