Cloudberry Jam「Now and then」

iTunes

Now and then

2013年1月30日リリース

全曲解説

Growing Up in the 80′s

この曲を聴くだけでも、アルバムを買う価値があると思う。
“Your love” を彷彿とさせるミドルテンポのポップチューンは、春から夏の通勤・通学にぴったりの珠玉の1曲に仕上がった。

Give Me the Night

George Benson が1980年にリリースしたアルバム「Give Me the Night」のタイトルトラック。
Quincy Jones がプロデュースし、ブラック・コンテンポラリー・ミュージックの傑作の一つと言われているこの曲が Cloudberry Jam らしい現代的なダンスミュージックに仕上がった。

Give Me the Night
Give Me the Night

posted with amazlet at 13.02.03
George Benson
Warner Bros / Wea (1994-09-22)
売り上げランキング: 38,052

Give Me the Night – ジョージ・ベンソン

Everytime You Go

かなり前に書いた曲とのことだが、アレンジを試行錯誤したうえでこのタイミングで発表された。
聴いてみると確かに「The Great Escape」や「right here, right now」の頃の作調を感じるソウルフルで物悲しさのある楽曲だ。

Close to the Earth

「ウォール・オブ・サウンド」と言われる、重厚なアレンジが特徴の音楽プロデューサー Phil Spector の影響を受けて制作された楽曲で、たくさんのコーラスやストリングス、パーカッションなどを幾重にもしたアレンジになっている。

それでいて、難しさを感じることなく耳に入り、バックで鳴っている一つひとつの音にまで意味を感じることができるのは、プロデューサーとしての Jorgen の実力にほかならない。

Nothings Gonna Stop Me Now

ピアノとボーカルだけで始まるこの曲は、メロディだけをなぞるとダンスミュージックのようだ。3声のコーラスも美しい。
アルバム全体のバランスを考え、ダンサンブルにせず、このアレンジに落ち着いたのではないかと感じている。

Someday Soon

2011年4月23日、Cloudberry Jam は結成20周年(2012年)を記念して、過去の楽曲をリメイクすることを facebook 上で発表した。
その際、私がリクエストしたうちの一つがこの「Someday Soon」だった。

今回は、ポップな演奏と優しいボーカルによるアレンジとなっているが、実はこのアレンジがオリジナルで、1st アルバム「Cloudberry Jam」レコーディング時は技術的な課題により、アコースティックなアレンジとしたとのこと。
忘れられない想い出と紐付いたこの曲が、新たな魅力を備え収録されたことに、個人的にも喜びを感じている。

Today and Then Forever

クリーントーンの Rickenbacker に、Henrik・Jorgen・Jennie の順番で重ねられていくボーカル。
ベース・ドラムが入り込むとともに、パーカッション・アコースティックギターが曲を彩る。
聴いているだけで楽しくなる実験的なこの楽曲、個人的にはこのアルバムを象徴する1曲だと思っている。

Falling in Love Again

Hamilton, Joe Frank & Reynolds というアメリカのバンドが1975年に大ヒットさせた楽曲で、メンバーも物心つく前の時代の大人びたソウル。

70年台のソウルを愛する Jorgen は、こういうソウルフルな曲がもう一度ヒットチャートを賑わすような時代が来ることを願うよ。と語っており、原曲以上にソウルフルに仕上がっている。

Fallin’ In Love / Don’t Pull Your Love – Hamilton, Joe Frank & Reynolds

Please Don’t

M6 “Someday Soon” 同様、1st アルバム「Cloudberry Jam」からのリメイクで、ファンからのリクエストにより収録された。

Jorgenは、当時は同じようなスタイルの曲がすでにアルバムの中に何曲かあったから、あえてパンクっぽいアレンジにしたんだ。どっちのバージョンも気に入ってるけどね!と語っている。

Stay Close to Your Dream

Jorgen が「映画のエンディングのような曲」を語るとおり、幾重にも重ねたストリングスと緊迫感のあるドラムなどにより、重厚な楽曲に仕上がっている。
長いアウトロの、少しワウのかかったギターのカッティングもかっこいい。

Elevator 2008 (2012 Remix)

2008年7月30日に iTunes 限定でリリースした楽曲だが、近々 iTS で購入できなくなってしまうことから、再録しボーナストラックとしたようだ。

“Nothing to declare” と並んで日本のファンから絶大な人気を誇るこの曲は、Cloudberry Jam が、その愛に感謝し2006年以降、6/8拍子に再アレンジし、ライブで披露しているものだ。

収録曲

  1. Growing Up in the 80’s
  2. Give Me the Night
  3. Everytime You Go
  4. Close to the Earth
  5. Nothings Gonna Stop Me Now
  6. Someday Soon
  7. Today and Then Forever
  8. Falling in Love Again
  9. Please Don’t
  10. Stay Close to Your Dream
  11. Elevator 2008 (2012 Remix)
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  • rie

    すごく素敵なアルバムですね。落ち着いたトーンでとっても気に入って毎日聴いてます!全部いいけど最初に聴いて一番よいなと思ったのは”today and then forever”です。”nothing gonna…”もかっこよいし”stay close…”も面白いし…。カバー曲、原曲チェックしてみてCBJのアレンジのかっこよさに痺れます。古いソウルR&Bソフトロックetcは大好きなので、もっともっと!!他も聴きたい知りたい!!と欲が出てしまいます。笑

    • 素敵な感想ありがとう!Henrik色がある「Today and then forever」はrieも好きだろうなーと思ってたよ。
      カバーの選曲はJorgen中心で行ったみたいだけど、こういうきっかけで古き良きを知ることができるのもいいことだよね。
      最近はヘッドフォンで、演奏やコーラスワークのの細かなこだわりに気づき、ひとりでニンマリしていますw

  • rie

    すみません、最後の文はCBJ ver.のという意味です。

    リリース後、あんまりコメントを見かけないので、もっと気持ちを共有出来たらいいのになぁ。。

  • 待ちに待ったアルバムです!
    彼らはすごく音楽を楽しんでますよね。
    カバー曲の渋めの選曲といい、昔の曲のリメイクといい、フツーに自分たちの愛している曲をエンジョイしてプレイしている、そんな雰囲気や余裕が伝わってきます。
    そして、この「ブログの主」さん。いつも新しい情報、ありがとうございます。
    これからも頑張ってください。

    • 返信遅くなりましたが、ありがとうございます!
      音楽業界の不況もあり、Cloudberry Jamの情報が入手できるのは、こちらのサイトだけになってしまいました。

      細々ながら約15年続けてきたメンバーとの信頼関係を生かし、今後も続けていきますよー。
      ニューアルバム、今の彼らが実直に表現できていて本当にいいですね。もう30回以上聴いています!

  • Toshinori

    この瞬間をどれだけ待った事か!

    3人で歌う”Today and Then Forever”、本当に染みます・・・。
    今回はカバー曲の出来が出色ですよね!
    “Give Me the Night”のイントロとか、もうヤバすぎです!

    Facebook上の呼びかけで、無事に歌詞も公開されて、この勢いで来日も実現してほしい・・・。
    もし、ツアーが実現してくれたら、彼らと全国行脚する覚悟です!(笑)

    • わかる!自分も「Now and then」推しです。
      アルバムの再生回数も40回を超えました。

      彼らに最後に会ったのは2007年ですが、再び日本で聴き・歌い・踊り・飲み・語るのが、夢です。
      ファンひとりひとりがCBJを応援し続けることと、音楽業界の景気回復が大切ですね。もちろん行脚しますよ!